
tZEROの特許が日本でも出たみたいなんだけど、難しすぎて全く理解できなかったなー。

確かにこの特許は特に難しいね。普通の特許だと①【背景技術】と②【課題を解決するための手段】と③図を見ながらにらめっこしてみるんだけど、②が3行しか書いていないからね。

ぼくも100%理解できたわけではないけど、ポイントだけ説明するね。
tZEROは既に大きな特許を2つ出していて、2つとも米国では特許として認められておりました。そして、今回その一つが日本においても特許として20/2/22に公表されたので、少し詳細を調べてみました。
特許の名前は「タイム・オーダード・マークル・エポック」直訳すると「ハッシュツリー※の画期的な時間順」となります。 ※マークルがハッシュツリーと同義のようです。link
これだけではわからないですね・・・
この特許は簡単に言うと顧客から受けた注文を ブローカーディーラ を通して注文という形にするの時に受けた注文をスムーズに暗号化するための手順や仕組み及び所有権がすぐに映ることについて書かれているんです。
ここで、ポイントとなるのがスムーズに注文が実行されて所有権が移るというところなんです。
この記事で最も言いたいこと:この特許はtZEROの目標とする取引と決済の時間短縮を達成するためにとても重要な特許である。
詳細を以下に示していきます。
目次
tZEROの名前の由来
まず、この特許を解説する前にtZEROの名前の由来を理解しておくとよいため、説明します。
tZEROのtは「Trade date」のことで、有価証券などの約定日のことなんです。 参考リンク
ZEROはそのまま「数字のゼロ」のことで、約定日から決済日までの日にちを示しています。
だからtZEROとは所有権が移るまでの時間を限りなくゼロにすることを目的にしているんです。
じゃあ、既存のシステムはゼロではないの?と思われるかもしれませんが、そうなんです。それは株の配当を出す日と権利確定日の日にちが若干ずれていますよね。あの日にちが2日なんです。ちなみに、少し前までは日本では3日かかっていたんです。 参考リンク
言い換えると既存のシステムは約定日(売買が成立した日)から決済日(有価証券の受け渡し日)まで2日かかっているんです。
その2日の間に何をやるかというと第三者機関の方が取引を確認して取引に間違いがないか確認しているんです。だからコストも時間もかかってしまいます。
そこで、tZEROはゼロを目指して時間やコストを削減することで既存の株売買の市場よりも技術的に上にいるのです。
ゼロにすることのメリット
じゃあ、約定日と決済日の時間を短縮すると嬉しいことは何かというと3つあります。
①コストが下がる
第三者機関を排除することで第三者機関が2日かけていたコストが下がります。
②株数に間違いなどが起きなくなる
約定日と決済日が違うとシステムが混乱して間違いが発生してしまうものなのです。だからそういったことをなくすことで、正しい取引ができるようになります。
レジ担当をやった方などわかると思いますが、レジを閉めた時に1円でも間違いがあると「違いがなぜ出たかわかるまで帰らないでくれ」なんて残業になったりすることがあったりすると思います。株も同じで少しずれることは本来許されない行為なのです。
③24時間営業ができるようになる
今の株式売買システムだと必ず一旦市場を閉めて清算をした後に証券会社の業務は終了となります。なぜなら、第三者機関に提出するために一旦市場を閉めないといけないからです。
それを第三者機関の承認がなくなれば、取引所を閉めることをしなくてもよいわけです。
まとめ
今回の特許はtZEROが目指す世界t=ゼロにするために約定(注文)から決済(所有権の移転を行う)ことを可能にすることがポイントなんです。
だからこの特許の技術によってtZEROが自社の名前に相応しい企業に一歩近づいたということです。
コインテレグラフでも紹介されていましたので、こちらも載せておきます。
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