tZEROについて何となくわかってきたんだけど、まだ不安だな~。
投資は想定外のことが往々にして起きるからその気持ちはよくわかるよ。今回はそんな時にどのように考えれば、よいか考えてみるよ。
今回は今後のtZEROトークンの価格が辿るであろう軌跡を具体的に予想するための初期のステップとしてSWOT分析という解析手法を用いてtZEROについて分析します。
SWOT分析とは企業などで次の戦略を立てるときに用いられる手法として、多くの企業で実際に使われている手法です。SWOTとは各々の頭文字でして、下記に表すようになっています。
目次
SWOT分析とは?
SWOT分析をご存知の方は読み飛ばしてください。(一般的なSWOT分析の解説です)
S:Strengths(強み)・・・自社の強みを書く
W:Weaknesses(弱み)・・・自社の弱みを書く
O:Opportunities(機会)・・・環境的なメリットを書く
T:Threats(脅威)・・・環境的なデメリットを書く
この4つを認識しておくと企業としては戦略が立てやすくなるのです。
これは投資でも同じでその企業の状態を把握する上でこれら4つを整理しておくと投資する際のリスクがどんなところに潜んでいるのか?その企業の持ち味はどこなのかを一目で確認することができるので是非とも投資家としては身につけておきたい考え方ですね。
では、分析していきます。
Strengths:強み
技術力が高い
世界で初めてSECに承認をもらった
親会社がNASDAQ上場企業
既にBOXと提携してNational Securities Exchangesを目指している
既にATSのライセンスを持っている
Weaknesses:弱み
取引量が少ない
上場しているトークンの数が少ない
参加している投資家の数が少ない
マーケットキャップが小さい
機関投資家が入ってきていない
親会社のOverstockは赤字を計上している
Oppotunities:機会
アメリカで上場企業数が減ってきている
全ての金融商品はセキュリティトークンに置き換えが可能
フェイスブックがリブラを発表したり、ビットコインETFが再審査中になったりとブロックチェーンは注目度が高い
Threats:脅威
ブロックチェーンが受け入れられない可能性あり
ハッキングにより、顧客の資産を全て盗まれる可能性あり
過去に起きた猫アプリでのイーサリアムネットワーク混雑などで取引が滞る可能性あり
ネットワーク混雑による手数料の増大の可能性あり
親会社の収益赤字が膨らみ倒産の可能性あり
今後起きるイベントを予想する
例えば、下記に3つ例をあげます。
技術力が高いため、今後もtZEROに対しては他の企業から問い合わせが多数来て、GoogleやFacebookといった会社の株がトークン化されたり、したらトークン価格は急上昇するだろうとか。
親会社の収益赤字が膨らむことで投資家から愛想つかされて価格が下がることが考えられるだろうな~。とか
BSTXが世界初のブロックチェーン上のNational Security Exchangesとして登録されるのだろうな~。とか
まとめ
今後のtZEROのイベントを予想する上で最初のステップとなるSWOT分析を解説しました。今回私が行ったように会社の状況をリストアップする。そしてその次にその強みや弱みから考えられるイベントを予想します。
そして、最後にそのイベントがいつ頃起きそうかを考えることで、トークン価格の辿るであろう軌跡を予想することができます。
SWOT分析の参考文献:
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